はじめてのバリ島旅行とラディソンバリの思い出
30年近く前の話なので、まったく参考にならないかもしれませんが──。
1998年4月、はじめてバリ島に行きました。当時は、現地ホテルの予約はホテルエージェント経由が一般的でしたが、いつも利用していたホテルエージェントを通じた予約に少し抵抗があり、航空券を予約するCRS(予約端末)を使ってホテルを予約してみました。
泊まったのは、現在のプライムプラザホテルサヌール(当時はラディソンバリ)。宿泊料金は1泊1室70ドル。2人で宿泊したので、1人あたり35ドルほどだったと記憶しています。現在の価格を調べても、それほど大きく変わっていないようです(笑)。
それまで海外旅行といえば、バックパックを背負って安宿を転々とするイメージでしたが、この旅ではその印象が一変。空調の効いた広くて清潔な部屋、遠くから聞こえるガムランの音色、そして少し歩けばサヌールビーチという贅沢な環境。
「ホテルでの食事は高いだろう」と思い込み、食事は毎回外へ。『地球の歩き方』に「ホテルの目の前に美味しいレストランあり」と書かれていたので、そこに毎晩通って夕食をとっていました。物価が安く、食事代もとてもリーズナブル。しかも、バリ料理は日本人の口に合うようで本当に美味しかったのです。
この旅をきっかけに、一気にバリ島が大好きになりました。
ちなみに、当時の自分にとって海外旅行は「安く行くのが当たり前」だったので、クタやレギャン、ヌサドゥアではなく、コストパフォーマンスが高く感じられたサヌールのラディソンバリを選びました。
バリ島のベストシーズンは4月~10月の乾季。はじめて訪れた4月も気候がよく、とても快適な旅となりました。
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